Warning: Trying to access array offset on value of type bool in
/home/ketogenic/ketogenicjapan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-word-count/public/class-wpwc-public.php on line
123
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in
/home/ketogenic/ketogenicjapan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-word-count/public/class-wpwc-public.php on line
123
こんにちは!まきねぇです。
糖質制限ダイエットとして「MEC食」というダイエットが流行ったのは記憶に新しいですよね。
これは沖縄県那覇市にある、こくらクリニックの院長である渡辺信幸先生が20年を越える診察の経験を通じ、肉を食べる人は長寿であることを確信し、このダイエット法にたどり着いたのだそうです。
お肉は太る!
肉は油が多いから体に悪い!
というイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、
MEC食発祥の沖縄県は長寿県として有名で、ご高齢の方でも、ラフテー(沖縄風豚の角煮)ミミガー(豚の耳の皮の千切り)、テビチ(豚足の煮込み)、ソーキそばのような豚肉料理を好む方が非常に多いですよね。
因果関係が気になりますが、さっそくMEC食ダイエットの詳しい内容を探っていきましょう!
MEC食とは?
まず始めに、MEC食っていったい何でしょう?
これは肉(MEET)卵(EGG)チーズ(CHEESE)の頭文字をとって、MEC。
この3つの食材でお腹を満たせば、一日に必要な栄養素はほぼ摂れて、結果的に炭水化物(糖質)をほとんど摂らずに済む、というのが基本的なメカニズムです。
先述したMEC食ダイエットの考案者である渡辺先生は、沖縄県で昔から食されていた食事法や食材のあるコトに注目し、それが健康につながるということを発見し、MEC食ダイエットにたどり着いたそうです。
何だ。肉と卵とチーズ食べればいいだけなんて楽勝じゃん!
ちょっと待って!
ちゃんとしたやり方があるんですよー。
まず1日の摂取量として推奨されている量は、
ポイント
●肉・・・・・200g
●卵・・・・・3個
●チーズ・・・120g
と言われています。
しかも、チーズは間食として食べてもOKなので、結構しっかり食べれて空腹に耐えるダイエットではなさそうですね。
渡辺先生の理論上、肉・卵・チーズから、タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルが取れて健康に生活できるための栄養は補えるとのこと!
この量はあくまでも目安と言われているので、卵を3個以上食べる日や、肉を200g以上食べる日があってもOK!
食べすぎたら他の日に調節して食べる部分はどのダイエットも共通しているので、自分を追い込まずに続けられそうなダイエットなので希望が持てますね!
※卵アレルギーのお持ちの方は、肉とチーズをメインで食べてくださいね。
基本ルールは2つだけ!簡単にMEC食を実践する方法とは?
それでは、実際にMEC食ダイエットはどのように行えばいいのでしょうか?
ルール1 肉・卵・チーズを積極的に食べること。
渡辺先生によると、肥満の原因となるのは、ご飯やパン、麺類などの炭水化物、つまり糖質。
糖質はエネルギーにはなりますが、たんぱく質やビタミンなどの栄養素はほとんど含まれていません。
一方、肉や卵、チーズは、人体に欠かせない必須アミノ酸を含む良質なたんぱく質で、ビタミンなども含まれています。
そこで、主食を炭水化物から肉に代えるダイエット法を勧めていらっしゃいます。
動物性脂肪を気にしてお肉を控える人が増えていますが、肉の脂肪分には人の体内では合成できない必須脂肪酸が含まれているので、動物性脂肪は必ずしも悪者ではないんです。
人間は約60兆個の細胞でできていますが、その細胞の膜を構成しているのは、たんぱく質とコレステロール。
血管内の傷を治したり、筋肉や内臓など体のすべてを修復してくれるのも、たんぱく質とコレステロールなので、むしろお肉を積極的に食べましょうという、我慢系ダイエットとは真逆を行くポジティブ思考の食べる系ダイエットなんです。
ルール2 ひと口30回噛むこと。
意外と簡単なようで出来ていない咀嚼。
食事の時、ひとくち食べた後に自分が何回噛んでから飲み込んでいるのか数えたことがありますか?
意外と少ないんでびっくりしますよ(笑)
咀嚼30回理論の由縁は、よく噛むことでだ液が大量に分泌され、満腹中枢が刺激されて、脳が満腹だと認識します。
空腹のまま、あまり噛まずに食事をすると、つい早食いになり、胃がパンパンになるまで食べてしまいますが、
ひと口30回噛みながら、ゆっくり食べると、腹八分目以下の食事で満腹になり、やせられるという仕組みです。
しかも、よく噛むことは頬やあごの筋肉を使うので、顔のラインがほっそりとしてきますし、味覚が鋭敏になって食べ物本来の美味しさがよく分かるようにもなります。
最初はあごが筋肉痛になる方もいらっしゃいますが、肉は食べごたえがあるので、意外と簡単に30回が習慣になるとのこと!
太るのを心配してお肉を我慢していた方にとっては朗報なのではないでしょうか?
ひと口ひとくちしっかりと噛みしめて、お肉のうまみを感じながらダイエットにチャレンジしたら、ダイエット三日坊主はこれで卒業できるかも?
MEC食のうれしいメリット
ずぼらさんにぴったり!細かい計算は不要!
MEC食ダイエットは、肉・卵・チーズを積極的に食べるというポジティブダイエットなので、あれを食べてはいけない。と食べていいものとダメなものリストとにらめっこしなくていいし、
カロリーは〇〇〇kcalまで。といちいち計算しなくていいので、ずぼらさん(言い方悪くてすみません)にはぴったりですよ。
私も細かい計算が苦手なので、非常に助かっています。
空腹を我慢しなくていい。
お肉・卵・チーズって糖質がめっちゃ低いんで血糖値が急上昇しないんです。
人間は実際はお腹が空いてなくても糖質まみれの食事で血糖値が急上昇した後にガクンと血糖値が下がるのでその影響で眠気を感じたり、強い食欲を感じたりするんです。
なので、MEC食に切り替えると、最初はつらいかもしれませんが「お腹空いて頭が回らない~。」って状態がなくなるんですよ。
だまされたと思って、まずは1週間続けてみてください。
食後の眠気がなくなって、強い空腹感からのドカ食いもなくなるので、その変化にびっくりしますよ!!
いい事ばかりではない、デメリットな部分。
何事も、表があれば裏があるように、メリットあればデメリットもあります。
わたしは自分が感じた率直な気持ちを包み隠さずブログに書くことを信念としておりますので、MEC食のデメリットについて正直にお話ししようと思います。
外食先の選択肢が減る。
自炊派の人はこの章は読み飛ばして下さいね。
外食って本当に炭水化物中心の食事がほとんどなんですよね。
カレー、ラーメン、お寿司、牛丼、ハンバーガー、安くて、美味しくて、ボリュームがあるのですが、
いざMEC食に切り替えると、本当に選択肢が減ってしまう!
でも、最近はココ壱番屋、すき家、MOSバーガー、いきなりステーキなど糖質を押さえたい人の味方になってくれる救世主的な飲食チェーン店も徐々に増えてきているので、いつも行っているお店で糖質オフメニューを探すのも、意外と楽しくなってきたらこっちのもんです!
ピンチをチャンスに変えて、辛くないダイエットを続けていきましょう。
やっぱり、食費が高くつく
外食派の人は、MEC食を心がけると残念ながら食費が高くなります。
プラス〇〇円で糖質オフメニューに変更可能!ってお店も多いので
通常メニューより高くつきます。
あとは、純粋にお肉って外で食べると高いです。
毎日、いきなりステーキ!って訳にもいかないので、お財布と相談してコンビニを上手に活用することをおすすめします。
自炊派の人はお買い得な卵や鶏肉で工夫してやりくり出来そうですが、日本はチーズが高い!
チーズやお肉は冷凍できるので、業務用スーパーや特売日狙いで、大量買いして小分けにして食べるとエンゲル係数を下げることが出来ます。
糖質制限ダイエットと何が違うの?
これまで述べてきた内容をふりかえると、MEC食は糖質制限食とよく似てますよね。
糖質制限ダイエットに中にケトジェニックダイエット、パレオダイエット、低GLダイエットと様々な種類がありますが、
MEC食ダイエットは高たんぱく・高脂質のものを積極的に食べていたら結果的に糖質制限になっていた。
という言葉がふさわしいかもしれません。
糖質制限ダイエットは「ごはん、ぱん、麺などの炭水化物を食べるのを我慢する」という"引き算の考え方"だとすれば、
MEC食は"お肉・卵・チーズでお腹を満たしてやせ体質をつくろう!”という、もう少しポジティブでわかりやすいダイエットと捉えるのがいいのかもしれません。
どれくらいで効果が現れる?
ダイエットをするうえで気になるのは、やはりどれくらいの期間で効果が現れるのか、ですよね。
これはその人の身長・体重・運動量・食事量によって変わってくるので、MEC食に変えれば2週間で10㎏やせます!
というような事はハッキリいってないです!!!
元々、BMI値が標準値より高い方の場合、1週間程度で体重が落ち始めると聞いたことがありますが、
基本、MEC食はしっかり食べてやせ体質を作る食事療法なので、
急激にやせるということは期待せずに、3ヶ月から半年ほどじっくり取り組んで、自分のペースでダイエットをおこなってくださいね。
まとめ
「これを我慢する!」ではなく、「これを積極的に食べよう!」という、プラス思考な考え方のMEC食ダイエット。
お肉も卵もチーズも食べられるということで、食事の満足度が高く、我慢度の低いダイエットなのではないでしょうか。
やせたいけど食べたい人は一度試してみる価値があるかもしれません。
関連